理念は企業の精神であり、すべてに優先する(FR柳井正)
生意気ですが、私はこの言葉に大変共感していますし、そうあるべきだと考えています。
いきなりですが、
基本的に人間のやることは失敗する。
「失敗を経ないで成功しよう」とすること自体が間違っている。
と、考えています。
事業は失敗して当たり前。失敗はつきものです。
「失敗しない方法」を考えるのではなく、「失敗から何を学べるか」を大切に考えます。
それは、
理論や知識だけで成功する人はいない。
成功の近道は、成功や失敗などの行動によって得られる「経験」が一番だからです。
そして、経験にもとずいた「直感」を信じることです。
世の中で唯一、確かなこと。遠い昔の時代から、変わることがない事実。
それは、
商売とは、
「人と人」で成り立っているということ。
そしてその中に「心」がある。
これがビジネスの根源だと思います。
しかし、そのビジネスは予想外の連続です。
予想外のことが起こること。それが経営である。という人もいます。
経営にもっとも必要なのは、
計画性は当然ですが、それよりも予想外の出来事に対応できる「臨機応変な力」だと思っています。
だから、時代の波に逆らっては、いけない。
波に乗るのです。(流されるとは違います)
具体的には、「戦術」と「戦略」を合致させること。
「戦術」とは、テクニックであり、その場限定の最大効果法にすぎません。
★「戦術」とは営業トーク、販促プロモーション、広告宣伝、他宣伝ツールなど
「戦略」とは、目に見えないものであり、わかりにくく即効性のないものです。
★「戦略」一貫性を保ちながら、実行する計画のこと。具体的には、明確な商品コンセプト、ターゲット、体制、タイミングなど
そして、最終的には、
「成功する瞬間が、最初から最後まで見えるかどうか。イメージできるかどうか」
スポーツに例えると、「ゴールの瞬間がイメージできない選手は、ゴールを決めることができない」と同じことです。
イメージできなければ、始めるのを止めましょう。
イメージができたら、即、「実行」に移しましょう。
利益を追求するために。
★「利益」とは、人の役に立つこと。「利益」が出せないということは、人の役に立ててない、ということ。
一緒にはじめようかな?と思われた方に、ひと言 | OFFICE KAWASE
COLUMN
2010.07.01 一緒にはじめようかな?と思われた方に、ひと言